ももだよりMomo dayori

加工者

Mains de Chaton

Mains de Chaton 宗像真友さん

 

伊達の夏をまるごと味わう「ふくもも」

福島県伊達市は全国的にも知られる桃の名産地。桃の旬を迎える7月から8月にかけて、地元の洋菓子店Mains de Chaton(マンドゥシャトン)に並ぶのが、お尻のようなかわいらしい見た目のタルト「ふくもも」です。名前の通り、桃をまるごと一つ使った贅沢なタルト。販売開始から毎年話題を集め、開店前からお客様が並ぶほどの人気ぶりです。

ショーケースの中でもひときわ目を引くこの特別なタルトを生み出したのは、オーナーシェフの宗像真友さん。生まれ育った伊達市で自身のケーキ店を構え、地元のフルーツを使ったお菓子作りに力を注いでいます。

 

桃を主役にするタルト

ふくももの一番の魅力は、なんといっても桃そのもの。大ぶりの桃をまるごと使い、中にはお店自慢のカスタードクリームがたっぷり入っています。

「うちのカスタードは”フルーツを主役にするため”に作っています。卵は洋菓子用に選ばれた”スイーツエッグ”を使っていて、コクがあるのに後味はさっぱり。そこに軽い生クリームを合わせて、桃のおいしさを引き立てています」

タルト生地は香ばしくサクサク。フレッシュな桃と調和し、見た目にも華やかな一品に仕上がっています。

 

歩いて探した厳選の桃

宗像さんがふくももを作ろうと思ったきっかけは「伊達の桃のおいしさを、まるごとお客様に届けたい」という思いでした。宗像さんは農家を一軒一軒訪ね歩き、自分の目と舌で確かめながら、タルトに合う桃を探しました。

桃はとてもデリケートな果物。収穫後は店で追熟させ、甘さや柔らかさを見極めてから仕上げます。「追熟は本当に難しい。切ってみないと分からないことも多く、日々勉強です」と宗像さんは語ります。

そのため「ふくもも」の販売は7月中旬から8月中旬のわずか1カ月間。1日20個ほどと数も限られ、Instagramで告知が出ると開店前からお客様が訪れます。かわいらしい見た目は「SNS映えする」と話題になり、毎夏このタルトを楽しみにするリピーターも多い人気商品です。

 

幼い頃に描いたケーキ屋さんの夢

宗像さんがお菓子作りに興味を持ったのは幼い頃。

「自分で作ったお菓子を友達にあげるとすごく喜んでくれて。その経験から”いつか自分のお店を持ちたい”と思うようになりました」

夢を実現し、地元でケーキ店を構えた今も、伊達市のフルーツを使ったスイーツ作りに力を入れています。

「”福島のケーキ屋さんといえばマンドゥシャトン”と言っていただけるようになりたい」と語る宗像さん。これからの目標は、季節ごとに変わるフルーツを使って、毎年新しいタルトを開発し、お客様を喜ばせ続けることです。

ふくももは、宗像さんの地元への愛情と職人としての情熱が詰まった一品。伊達の夏にしか出会えない特別な味わいを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

 

Mains de Chaton(マンドゥシャトン)

住所:福島県伊達市梨子木町32-13

電話番号:024-502-9562

営業時間:11時~16時

定休日:毎週月曜日火曜日

WEBサイト:https://mains-de-chaton.com/

 

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