伊達市は、福島県の北部に位置し、
県都福島市の北東に隣接する人口約6万人のまちです。
2006年1月1日に伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町の
5町が合併して発足した新しい都市ですが、
その歴史は古く、歴史のロマンに溢れるまちでもあります。
伊達氏発祥の地であり、南北朝時代に北畠顕家が城を築いた霊山が見守る自然豊かなこのまちでは、養蚕業が栄え、人々の暮らしを支えていました。寒暖差の大きい福島盆地は、果樹栽培に非常に適しているため、桃や柿、ぶどうなどの果物が豊かに実り、四季折々の美しい風景と自然の恵みを楽しむことができます。
中でも、春に美しい花を咲かせる「桃」は、色鮮やかにまちを彩り、伊達市の豊かな自然と桃農家の愛情で大切に育てられ、「美味しい伊達の桃」を実らせます。
伊達市は、そんなふるさとの宝で、皆様を笑顔にしたいという願いのもと、ひとつひとつ、真心こめて桃づくりに励むまちです。
伊達市の概要Overview
伊達市は、福島県の北部に位置し、東に阿武隈山系の霊山、西に吾妻連峰、北には宮城県境の山々を望み、市の北西部を阿武隈川が流れる信達盆地にある人口6万人の自然豊かなまちです。
平成18年1月に伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町の伊達郡5町が合併して誕生した伊達市は、戦国大名伊達政宗公で有名な「奥州伊達氏」の発祥の地であり、南北朝時代には武将北畠顕家公が国府を移した名峰霊山などの国指定史跡が数多く残る歴史ロマンが溢れる都市です。
阿武隈川流域は、古くから養蚕地として開け、伊達市は生糸の集散地、蚕取引の中心地として栄え、その後、ニット製造業や電子機器関連工場などの立地により市の基幹産業として定着しています。
また、盆地特有の寒暖差と阿武隈川がもたらした肥沃な土壌を活かし、桃や柿、リンゴ、ブドウなどの果樹栽培が盛んな地域であり、特に「伊達の桃」は、くだもの王国福島県の中で桃の生産者数は2位、全国でも8位となっており、全国から高い評価を得ています。
令和3年4月には、東北中央道福島相馬道路が全線開通し、市内に4か所のインターチェンジが整備されました。市内を走る阿武隈急行で県都福島に20分、東北新幹線で東京から約2時間の交通アクセスも充実しており、風光明媚な自然と共存する新時代の市として成長し続けています。
伊達市の沿革History
現在の伊達市は、平成18年1月1日に伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町の5町が新設合併して発足しました。平成の大合併以前は、1889(明治22)年の「町村制」実施による合併、1953(昭和28)年の「町村合併促進法」の公布施行による合併が行われてきました。
昭和30年1月
− 掛田町、石戸村、霊山村、小国村の1町3村が合併、旧霊山町に。
昭和30年3月
− 月舘町と小手村の1町1村が合併、旧月舘町に。
− 保原町、大田村、上保原村、柱沢村、富成村の1町4村が合併、旧保原町に。
− 梁川町、粟野村、五十沢村、富野村、山舟生村、白根村、堰本村の1町6村が合併し、旧梁川町に。
昭和31年9月
− 伊達町と伏黒村の1町1村が合併し、旧伊達町に。
平成18年1月1日
− 伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町の5町が新設合併し、現在の伊達市が発足。