ももだよりMomo dayori
2026/01/08
生産者
ももだよりMomo dayori
2026/01/08
生産者
伊達市月舘で桃を育てる森和之さんは、20代から桃作りを始め、今は二代目として家業を受け継ぎながら、地元の桃を全国へと届けています。森さんの桃作りには、味へのこだわりと、毎日の丁寧な手入れがぎゅっと詰まっています。
若い頃から父の背中を見て学び、経験を積んできた森さん。日当たりや木の配置に気を配り、一本一本の木を大切に管理することで、甘くて香り豊かな桃が実ります。太陽の光をたっぷり浴びさせることこそが、美味しさの秘訣だといいます。

森さんは父から学ぶだけでなく、月舘の桃研究会に所属し、年に一度は山梨へ研修にも出向いていました。そこで出会ったのは、全国でも名高い山梨の桃作り。多くの技術を学ぶ中で、改めて気づいたのは福島の硬い桃ならではのおいしさでした。しっかりした食感の中に甘みがぎゅっと詰まり、食べごたえのある味わい。この発見が、森さんの桃作りに自信と誇りを与えてくれました。
森さんの農園では、7月から10月までに13品種の桃を栽培しています。早生品種から晩生種まで幅広く、見た目や食感もそれぞれ特徴があります。品種ごとの熟度を見極めるのも大変で、収穫のタイミングを間違えると品質に影響するため、摘果や管理が重要です。

販路拡大の一環として、森さんはふるさと納税やオンライン販売にも取り組んでいます。その高い品質は多くの方に評価され、初めての注文でも「美味しかったから」とリピートしてくれるお客様もいるそうです。そんな嬉しい声に大きな手応えとやりがいを感じていると森さんは話します。先代から受け継いできた桃の品質を守りながら、少しずつ販路を広げています。
森さんは、新しいことに取り組むよりも、毎日の手入れや管理を徹底し、品質の良い桃を継続して作り続けることに力を注ぎたいといいます。変わらない伊達の桃作りを通じて地域の活性化にもつなげていきたいという思いがあります。
また、過去には学校での体験学習を通じて、子どもたちに桃栽培の楽しさを伝えたこともあります。地域の未来を担う子どもたちに桃作りの魅力を知ってもらうことは、森さんにとっても大きな喜びでした。
長年の経験と丁寧な手仕事、地域を思う気持ちが生み出す森さんの桃の美味しさは、こうした日々の努力の結晶です。
森さんはこれからも変わらない丁寧な仕事で、伊達の桃のおいしさを守り続けます。

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