ももだよりMomo dayori

2022/08/04

小林果樹園

自然の営みを大事に、果樹づくりに取り組む

伊達市梁川町で桃、ぶどう、りんご、生柿、あんぽ柿を栽培する小林果樹園。
園主の小林寿司さんは、お父様の跡を継ぐ形で農業を始め、18歳で農業に従事してから57年、妻の初子さんと共に、自然の営みを大事に果樹を栽培しています。

果樹づくりに適した環境

桃の栽培はご両親の代からで、当時このあたりでは桃を栽培する農家が少なく、大豆や養蚕が多かった頃から始めた先駆者だったといいます。気候と土壌が果物の育成に条件が良く適している土地なので、今では桃、ぶどう、りんご、生柿、あんぽ柿のような果樹を栽培している農家が多いそうです。
桃に関しては、福島県の代表的品種の「あかつき」をメインに、約20種類の桃を少量多品種で栽培しています。

美味しい果物が出来るには土壌がいいこと

土壌に負担をかけない為に除草剤は使わず、手間はかかりますが草刈り機のみで除草をしています。
小林さんは、「草は草なりの役割がある。草が枯れ土に養分を与える。そのくりかえしが土を豊かにする。ミミズやモグラも土壌に栄養を与える役割があって、動植物の上に桃の栽培も成り立っている。自然の力に任せながらやっている」と話します。自然への敬意と想いを持って、果樹栽培に取り組んでいます。

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